約 906,675 件
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/1194.html
――その日は、何かがいつもと違っていた。 いつものように、紅魔館の図書館から本をえいきゅうに借りてきた霧雨魔理沙だったが 門を越えた次の瞬間から、おびただしい量の人形の飛行部隊に追跡されはじめたのだ。 真後ろから迫るもの。横から。下から。あるいは正面から飛び出してくるもの。 魔理沙のスピードなら、全力で飛べば操り人形の編隊をまくことなどわけはないはずだが――。 彼女は魔法の森を目指して全速力で飛ぼうとするが、そうはいかないとばかりに 行く先々で様々な角度から現れる人形に行く手を阻まれ、振り切ることができずにいた。 かといって、これだけの数をすべて相手にしてはジリ貧になるのは明らかだ。 これはやはり、最小の力で突破口を開き、術者を探し出して叩くしかない。 この状況で、自宅へ帰る以外にも魔法の森へ向かう理由があるのはそれに他ならない。 たかが人形、されど人形。これだけの数だ。撃墜されて囲まれたりしたらさすがにヤバいだろう。 オプションを展開し、進行の妨げになるものや回避ルート上に弾を撃ち出そうとするであろう人形を スピードを保てる範囲内で的確に撃ち落としつつ、持てる力の限りを尽くして飛ばす魔理沙。 「ハァハァ……それにしても―― どうしてこいつらは、どいつもこいつも中途半端に服を脱いでるんだ? これじゃあ編隊飛行っていうより、むしろ変態飛行だぜ。」 目の前に回り込んできた人形たちを急降下してかわし、真下で待ち構えていた人形達を撃墜したところで 一息ついた魔理沙が呟く。もう、魔法の森は目前だ。 「服を脱いだんじゃなくて、始めから着てないのよ。 これだけの数を揃えるのに、服をいちいち作ってたらきりがないわ。」 魔理沙の左から、七色に輝くショットを撃ち続けていたオプションがそう答える。 オ プ シ ョ ン が そ う 答 え る  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「なんてこった!」 魔理沙が叫ぶ。だが気づいたところで、回避行動をとるだけの時間の余裕はない。 ほとんど防御の体制をとることもできぬまま、人形オプションから爆発的に放たれたレーザーをまともに食らってしまう。 苦し紛れに体を右へひねったため根元から体への直撃は免れたものの、箒の穂先を根元から焼き尽くされてしまった。 バランスを崩し、きりもみ状態で地に落ちていく魔理沙。 「ハァハァ、危ないところだったぜ。 まさかオプションに人形を紛れ込ませていたとは。さすがアリス。 あれだけの変態、いや編隊を効果的な配置で操るだけのことはあるな。なかなか考えたじゃないか。」 上手いこと受身を取れたためにかすり傷ですんだが、どこかに隠れなくてはいずれあの人形変態、じゃなくて 編隊人形に包囲されてしまう。 さすがに魔理沙、だいたいの事情は察することができているのでそれだけはなんとしてでも避けたいところだった。 こうなったら術者を叩くのは後回しだ。とにかく一度どこかに隠れてやり過ごそう。 そう決めたはいいが、箒が焼かれてしまった今はそう遠くへ行くことはできない。 慣れない方法で無茶をするのは危険だ。 どこか隠れるのに適した場所はないかと、あたりを見回すと―― 「この洞窟超助かる!」 落下地点のすぐ後ろに、人の背丈の2、3倍ほどの断層が露出している地層があったのだが なんとそこに、隠れるのにちょうど良さそうな洞窟が顔を出しているではないか。 柄だけになった箒を入り口に放り投げ、中へ転がり込む魔理沙。 入ってみると意外と奥行きがあり、まさに隠れるのにうってつけの場所だった。 「この洞窟超助かる!」思わず繰り返してしまう魔理沙。 とりあえず一番深いところまで入って、あとは人形達が付近から撤退するまで待とう。 そう思って、奥のほうへと足を進める。 思っていたよりは深かったが、すぐに最奥にたどりついた。歩いてせいぜい20歩ほどの深さだ。なんとなく突き当たりの壁を撫でてみる。 ところで、こんな都合よくこんな場所にこんなに隠れるのに適した洞窟があるなんて、普通はありえないわよね。 「普 通 は あ り え な い わ よ ね。」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 聞こえるはずのない、聞こえてはいけないはずのその声に、彼女の体は一瞬にして凍りつく。 念のためというか、洞窟に入った後も自分のまわりにはまだオプションが展開されたままだ。 そうか、あのとき確認を怠っていたのは失敗だったな。 自分の 真 後 ろ に も う 一 体 い た のだ。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ もう回避手段も逃げる道もない。おそらく最初から――洞窟に入ろうとした時点で――ハメられていたのだろう。 魔理沙は両手を挙げ、ゆっくりと声のした方へ振り返る。 もちろん、その程度のことで人形を操る術者がその手を止めるはずもなく。 ――後日談。 霧雨魔理沙は目を覚ますと、薄暗い石造りの部屋の中にいた。 どうやら自分の両手は後ろで縛られ、椅子のようなものに座らされているようだ。 目の前で、紫色のパチュリーと紅いレミリアが、なにやらボソボソと話をしていた。 傍らでは七色のアリスと、めでたい色の霊夢、とくに紅くないけど紅な美鈴がパチュリーの解説に聞き入っている。 「それで、ここが目隠しになってて、ここをこうすると……で、 ~~~は○○なってて、食事はこうするか、こうするか、あるいはああするかで……。 とにかく、これで新鮮な血がいつでも好きなときに好きなだけ吸えるわけ。 この前人里で仕入れた本からアイデアをもらった“吸血椅子”なんだけど、どうかしら。」 「でかした!」レミリアが答える。 「凄ェ!」美鈴が讃える。 なんとなく不安になった魔理沙は、思い切って質問してみることにした。 「おーい、あの、大体事情はわかったんだがな。 それで私は、いつここから帰してもらえるんだ?」 「あら、お目覚めね。」パチュリーが魔理沙へ視線をやりつつ言った。 魔理沙からの問いに応えるように、レミリアが霊夢の顔を見る。 「そうね、あんたたちが飽きるか魔理沙が反省するかしたら帰してやって。 魔理沙も魔理沙だし、今回の件については私は見てみぬふりをするわ。」 レミリアから無言のメッセージを受け取った霊夢がさらりと言ってのけた。 「わかってると思うけど、今回の件はあんたの泥棒癖が原因。 以前から、色んな方面で不満の声があがってたわけ。」 霊夢の言葉に続けるように、アリスが語りだす。 「そこで、私の人形を使って紅魔館と合同で罠をしかけさせてもらったのよ。 まんまと引っかかってくれたあたりは、さすがモノクロなだけあるわね。 ところでそろそろ帰っていいかしら。」 語り終えたアリスは、さっさと部屋から出ていってしまった。 霊夢もまた、特に何か付け加えるでもなくその場を去っていった。 後に残ったのは、紅魔館のゆかいな妖怪のみなさまと、椅子に縛り付けられたせいかちっともゆかいでない霧雨魔理沙のみ。 「あのさ、私もそろそろ帰りたいんだが。いっぱい反省したし。」 「大丈夫、べつに『ここで死体になれ』とか『吸血鬼の仲間入りしろ』とか言うつもりないから。」 「レミィが飽きるまでの辛抱よ。」 「大丈夫。もしうっかり吸血鬼の仲間入りしちゃったら、第二の門番としてでも雇ってもらえますから。」 「それでも別にいいけど、それだと昼寝ばかりしている方がクビになっちゃうかもよ?」 「そ、そんな……。」 楽しそうにわいわい話す紅魔館のみんなと違って、霧雨魔理沙はぜんぜん楽しくないのでした。 おわり  ̄ ̄ ̄ なるほど 吸血鬼の仲間入りしてめいりんが解雇になるめいりんいじめですね -- 名無しさん (2009-11-03 07 17 46) 馬鹿すぎるw 魔理沙の吸血シーン希望 -- 名無しさん (2009-11-03 09 10 33) 門番といっても昼間や雨天時はできんよな レミリアと睡眠時間被るならあんまり意味ない気が -- 名無しさん (2009-11-04 01 43 13) 彼岸島か…… と、なると吸血シーンはここでは少々不適切になる可能性が -- 名無しさん (2009-11-04 05 32 29) やめんか これには訳があるんじゃ -- 魅魔 (2010-05-02 11 19 55) アリスの人形に刺されたい アリスたんちゅっちゅ -- 名無しさん (2010-05-03 18 52 58) ↑つまりアリスたんとちゅっちゅしたお前と ちゅっちゅすれば、間接的にアリスたんと ちゅっちゅしたことになるってことだな。 -- 名無しさん (2010-11-02 23 21 28) めーりん「凄ェ!」でワロタ -- 名無しさん (2011-05-10 23 15 15) 凄ェ! -- 名無しさん (2011-05-19 10 31 18) 凄ェ! -- 名無しさん (2014-05-30 13 02 02) ↑ ↑↑ 流石に飽きたよ!もういいよ! -- キング クズ (2016-07-08 02 42 46) でかした! -- 名無しさん (2017-03-11 17 22 08) 彼岸島ネタだ -- 名無しさん (2017-09-18 23 49 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cookie_kaisetu/pages/1422.html
[部分編集] 概要 正式名称は「【東方合同動画企画】霊夢と魔理沙の告白」(2019年5月25日)。 奏多が企画した東方ボイスドラマ。 予告編「時価ネット森近(予告)」(2019年2月3日)が存在しており、趣味用ですが一人で声を当てているが本編では出てこない。 本物NICO!が企画した告白☆(【東方ボイスドラマ】博麗霊夢の告白、【東方ボイスドラマ】霧雨魔理沙の告白)(2017年1月15日)とは名前が似ているが無関係。 [部分編集] + 登場キャラクター 博麗霊夢:くりーふ 霧雨魔理沙:みちゃ 古明地さとり 氷樫あいす 火焔猫燐 まよまよめい 霊烏路空 ぜ~るかろ フランドール・スカーレット、古明寺こいし 月狐 クラウンピース、チルノ うみまろ 予告編 時価ネット森近 趣味用です + 大まかなストーリー [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い [部分編集] 実況での扱い
https://w.atwiki.jp/okitorann/pages/1.html
俺の小説、夢と思いを伝える場所 俺の小説精進日記@めいぷる ここでは↑で書いた小説に加筆、訂正を加え投稿したものを置いています。 現在はモンスターハンターの世界観をモチーフにした小説と まったくのオリジナルの小説を載せています。 題名が残念ながらまだ決まっていません。 案を投稿してもらえると嬉しいです。 ひとつの物語が完結する度に、ひとつ物語を増やそうと思います。 感想、題名の案はコチラ↓ 名前 コメント 俺の小説を読んで「コレが足りない」、「君にはこの能力が足りない」 と思った点を気軽に投票してください。 選択肢 投票 心理描写 (0) 情景描写 (0) 人の動きの描写 (0) 比喩法の能力 (0) 話の展開 (0) キャラクタの個性 (0)
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/536.html
魔理沙22 新ろだ2-264 「ぐぁー、あつい~、あつくてしぬぜ~」 「魔理沙、あっまり暑い暑い言うな。更に暑くなるから」 「そんなこと言っても暑いものは暑いんだぜ。あーあつい~」 ジリジリと照りつける太陽。余りの暑さ縁側でぶっ倒れている二人。 こう日差しが強くては打ち水もあまり効果はなく、日陰でさえ風が吹かなければ蒸し風呂状況だ。 「何か手っ取り早く涼しくなる方法はないか?」 「あの氷精でも捕まえれば涼しくはなるだろうが、すでに誰か考えているだろうしなー」 うーん、と二人して頭を悩ませていると天啓を得たのか魔理沙はがばっと身を起こす。 「そうだ! 肝試しだ! それがいい!」 「あー、確かにあれは夏の風物詩だし、いい考えだろうけどちょっとなー」 「なんだよ、私の案にケチつけるのかよ○○は」 せっかくひらめいた名案に否定的な意見をあげる○○に魔理沙はぶーぶーと文句をたれる。 「いや、だってここじゃ幽霊、妖怪が普通に人間みたいに暮らしているじゃないか。そんな中、お化けなんか見て誰が怖がるよ? だいたい、前やった肝試しはみんな脅かす役ばかりやりたがって参加して怖がったのは妖夢一人だって聞いたぞ」 「う……それはそうだけど……」 「……いや、待てよ。そうか、あれならいけるか? 魔理沙、紫と連絡とれないか?」 「ん? あのスキマ妖怪とか? まぁ霊夢に聞けばなんとかなるとは思うが……。何するんだ?」 「ふふ、みんなに本当の肝試しを教えてあげよう……」 ちょっとあくどい笑い方をする○○に魔理沙はちょっと背筋がぞくっとしたのを感じた。 ◆ ◆ ◆ 数日後の夜、幻想郷の暇人達が神社に集まり、肝試しをすることになった。 今回は○○の企画だということで皆わくわくして集まったところ、神社の高台から見下ろしたところに怪しげな建物があることに気がついた。 見るからにおどろおどろしい外観、窓ガラスは割れ、外装はぼろぼろ、風に乗り漂ってくる消毒液の臭いが嫌悪感を感じさせる。 いわゆる廃病院といわれるやつだ。 その外見にみな気押されているが、日ごろ幽霊や妖怪を見ている、または自身が妖怪である者がそう簡単に怖がっては情けないと虚勢を張っている。 「な、なぁ……今回の肝試しってあの中でやるのか?」 「そうだよ。ある意味有名なお化け屋敷を紫に再現してもらったのさ。中身も仕掛けも忠実にね。くくく……」 「へ、へぇ……ま、まぁどれだけ怖いものなのか期待させてもらうとするか。へへっ」 強気に笑う魔理沙だが少し足が震えているのを○○は見てしまったが武士の情けということで見ていないことにした。 初めに怪談話をして恐怖心を高め、それから肝試しが始まったのだが、行く者行く者しばらくするとすさまじい勢いで病院から駆け出してくる。 紅魔の主人と従者は二人とも半ベソ、冥界の庭師と管理人は気絶、月からの蓬莱人とイナバはあんなもの怖くなかったと笑ってはいるが腰が抜けていては締まりがつかない。 「お、おい……本当に大丈夫なんだよな?」 「う……ま、まぁ何とかなるだろう? 怖がってはいるがみんな無傷なんだしさ。さ、今度は俺達の番だ」 「へ、へっ! 作り物に怖がるなんて皆情けないぜ!! 私は怖がったり、泣いたりなんて絶対しないからな! さぁ行くぜ○○!」 無理に大声をあげて廃病院に突貫する魔理沙。それに引きずられるようにして○○は後に続いた……。 ――少女肝試中 「うっ、ぐすっ……な、なぁ、○○……も、もう終わりか? 目開けて平気か?」 初めの勢いはどこへやら。○○に手をひかれて魔理沙は目をつぶったまま涙を拭い続ける。 まるで迷子になった妹がやっと兄に出会えたかのようだ。 「ああ、もう外だからな。目開けて平気だぞ」 「……ほんとうだな? 目開けて目の前にお化けいるとか無しだからな?」 おそるおそる目を開けた魔理沙はもうここが廃病院の外だと分かるとぶわっと関を切ったかのように涙を流しながら抗議の声をあげる。 「な、なんなんだよぉ! あれは! 普通幽霊とかは『うらめしや~』とか決まった台詞を言ってから出てくるものだろう!? 音も立てずに背後に忍び寄るとか、通り過ぎた後、飛び起きて追いかけてくるとか無しだろ! 無しぃ!!」 「まぁ、それがこのお化け屋敷の特徴だからな。仕方がないさ」 「うう……納得いかない、あんなの幽霊じゃない……」 幽霊じゃなく人が演じているもの(今回は紫の協力で人ではなく妖力で動いている人形)だということは黙っていることにする○○。 それじゃ皆のところに戻ろうかと先に進もうとする○○を慌てて引き止める魔理沙。 「……? どうしたんだよ魔理沙。皆のところに戻ろうよ」 「いや、あのな……? ちょっと言いにくいことなんだがな……。最後、やっと出口だって気を抜いたところで驚かされただろ? その時にちょっと……な?」 もじもじと足をすり合わせお尻に手を当てて恥ずかしそうに魔理沙は口を開く。 「……少し、ちびった」 「……はい?」 「だ、だから! 最後油断してたんだってば! ……なぁ、○○。外から見て平気かちょっと確認してくれないか?」 「ん、ああ……」 ○○が後ろに回り、魔理沙はお尻に当てていた手をどかして首だけで振り返る。 「ど、どうだ?」 「あー、魔理沙、エプロンはずして腰に巻いた方がいいかもしれない。結構くっきり分かる」 「う、うう……そんなに分かるのか……。はずかしい……」 しょんぼりとした顔でエプロンをはずして腰に巻きつける魔理沙。 「なぁ、どうしようか。こんな格好じゃ何があったかすぐに分かっちゃうだろ?」 「そうだなぁ……。じゃ、俺が魔理沙が足をくじいたからそのまま先帰るとでも言ってくる」 歩きだそうとした○○を必死の形相で腕を引っ張る魔理沙。 「ちょっ! 待てよっ!! ここに置いてくな! 置いていったら本気で泣くからな!」 「……まだ怖いのか」 「……うん」 やれやれといった感じで○○は魔理沙に背を向けてしゃがみこむ。 「ほれ、おぶされ。そうすれば足くじいたようにも見えるから」 「す、すまないな……○○……」 「それは言わない約束だよ。おっかさん」 「ばか」 ◆ ◆ ◆ 家までの帰り道、○○は魔理沙をおぶったまま歩いていた。 「わ、悪いな……、ずっと背負わせたままで……。あ、もう誰もいないから降りようか?」 「いや、このまま家まで行っていいさ」 「で、でもさ」 「前に背中でゲロ吐かれた時よりかはずっとマシだから」 更に顔を真っ赤にして○○の後頭部をはたく。 「お前、どうでもいいことばっかり覚えてるよな!」 「どうでもいいことじゃないさ。魔理沙との大事な思い出だ」 「綺麗なこと言って誤魔化そうとするんじゃない!!」 ポカポカと背中で暴れる魔理沙に○○は苦笑する。 「いや、本当にいい思い出だと俺は思ってるよ。何かしら失態起こした魔理沙は普段の元気さからは考えられない位しおらしくて可愛いし、 そんな姿が見られて、眼福、眼福♪」 「……○○、お前変態だよな」 「変態か。別にそう言われても気にしないし。魔理沙限定の変態だから」 「喜んでいいんだか悪いんだか……」 そう言ってはいるものの、魔理沙の表情は綻んでいる。よりしっかりしがみつくと魔理沙は○○と他愛無い話を始めた。 「今回の肝試しで少しは涼しくなったか?」 「ま、まぁな。別の意味でスースーしてはいるがな」 「あはは、それは仕方がないだろう」 「……なぁ、今度はさ、湖とか川とかに泳ぎにいこうぜ。西瓜でも持って」 「それはいい考えだ。今から楽しみだな」 「ああ、まだ暑い日は続くだろうから。また二人で涼しくなること考えていこうぜ? でも、もう怖いのはなしでな?」 暑い夏はまだまだ続きそうだ―― 「…………」 (ススススッ) 「ば、ばかっ! 手をあげはじめるなっ!! 今何も履いてないんだから! あっ、こら! スカートの中に手を入れるなよぉ!!」 (ナデナデ) 「これがホントの撫でまわしたい尻」 「○○のばかぁ!! 変態! 死んじゃえ!!」 終われっ! 新ろだ2-270 「○○~」 ベッドの上。隣に寝ている魔理沙が眠たげな声を上げる。 おやすみをのキスを交わしてから10分は経っているだろうか。 寝言かと思ったが、徐々にすり寄ってくるので寝言では無いと解った。 「……何だ?」 「んー……何でも無い。呼んでみただけだぜ」 「何だよ、もう」 「へへっ、悪い」 魔理沙は悪戯っぽく笑いながら、俺の脇腹におでこをこすりつけてきた。俺はその頭を撫でてやる。 しかしこんなやりとり、可愛い魔理沙だから赦せるが、オバサンになって、 さらには外の世界の絵本通りの魔女ババアになった魔理沙に同じ事をされたとしたら、 俺は赦せるだろうか? ……赦す。赦そう。そんなキュートに年老いてくれるならそれはそれで良いじゃないか。 言い聞かせるでもなく、何となく素直にそう思えた。 ふと、アリスのことが頭に浮かんだ。 アリスも元は人間だそうだ。 そして年齢は、その見た目通りでは無いのは間違い無い。 当人から、魔女は、食事を採らなくても良くなる魔法を使うことで老化を止め、 それでようやく一人前になるのだという話を聞いた。 だったら、普通の魔女なんて言ってる魔理沙は、実際には半人前もいいところなわけだ。 でも魔理沙ほど研究熱心なら、今使えたっておかしく無いんじゃないだろうか。 「魔理沙さ」 「んぁ……何?」 しかしそれは訊かない方が良いのかもしれない。少なくとも今言うことじゃない。 心の僅かなつかえが、俺の言葉を曲げた。 「……何でも無い。呼んでみただけだ」 「それは私の真似か?」 「ごめんごめん。そんなとこだ」 魔理沙の頭をぽんぽんと軽く触れると、魔理沙はまたぎゅっと体を寄せ、それきり黙った。 ひょっとすると、本当は魔理沙も何かを言おうとしていたのかもしれないな。 虫の音と、時計の音、そして吐息だけが微かに聞こえる。 月の蒼い光が、魔理沙のブロンドの髪も肌もシーツも一緒くたに、白銀に照らしている。 この色に照らされると、何者も生物という印象を放たない。 俺は目を閉じて、腕の中の魔理沙を体温で感じることにした。 このまま寝てしまうのかと思った頃、魔理沙は俺の体から離れて、俺の顔を見上げてきた。 「なぁ、○○」 「呼んだだけ?」 「良かった、起きてたか。違くて、そうじゃなくて……」 魔理沙は上目遣いに俺を見ている。 何か一大決心をしたかのような顔をしている。 それに気圧され、俺も魔理沙から見たらさぞ神妙な面持ちとなっていることだろう。 「明日……3食、キノコ鍋でいいか?調合に使えない奴が余り過ぎちゃっててさ」 ぷっ、と俺は吹き出した。 主に、俺の考えていたこととのギャップにだ。 よりによって明日のメシの話だったとは。 「ちょ、そんな笑うことないじゃないかっ。確かに採る種類を間違えたのは失態だけど……」 「ごめんごめん。いやまあ、いいよ。魔理沙のキノコ鍋美味しいしな」 少しむっとした魔理沙だったが、最後に楽しみだと付け加えると、 その顔が笑顔に変わった。 「ふふふ、そうだろうとも。 そうだ、暑いし、鍋じゃなくて冷製キノコパスタとかがいいかな。 赤と緑がよく映えるだろうし」 「赤……緑……?大丈夫なキノコなのか?それ」 魔理沙はくすくすと笑って、根拠も示さず、大丈夫、とだけ言って仰向けになった。 「じゃ、今度こそおやすみ」 「ん、おやすみ」 上から軽くキスをしてやると、魔理沙はにっこりと笑って、目を瞑った。 程なく、規則正しい寝息が聞こえ始める。 魔女の件は……まあ、どうでもいいか。 とにかく、明日も楽しみだ。 新ろだ2-287 今日は午後に魔理沙が来る約束だった。 つまり午前中は暇だということになる。 てなわけで、暇潰しに、先日香霖堂でいただいた画材を使って絵など書いてみた。 「――で? 何でナナメ45度のいいアングルから書かれた私がそこで乾かされてるんだ?」 予定通りの訪問者は、開口一番これである。 「ちょっとした気紛れだよ。なかなかいい出来だろ?」 これでも小学校と高校では美術系の集まりで腕を揮わせたものである。 「いや、出来はまあ……モデル本人がとやかく言うのもあれだからな」 本人的にも悪い仕事ではないらしい。よかったよかった。 「何なら買うか? 安くするぞ」 「要らん。それよりな、なんで色が桃色だけなんだよ」 とある理由から、魔理沙の絵は桃色を基調に――というかその濃淡だけで着色したのだ。 「わからねーか?」 「分からねえよ。もうちょっとこう、ビシッと格好いい色はなかったのか? これじゃまるで私が凄絶な乙女みたいだぜ」 『乙女』に使っていい形容詞はもうちょっと愛らしいものだと思う。凄絶て。 せめて『爆裂』とかにしろよ。 「いや、恋色の魔法使いってのを意識してみたんだけど」 陳腐な発想と笑われたらそれまでだが、個人的に『恋』と言われれば赤系統の色だ。 結果、ちょっと甘酸っぱい感じを加味して、恋色=桃色という方程式が完成したのだが。 当の魔理沙は、顰め面でちょっぴり納得のいっていないご様子。 「なんつーかな。もう少しこう、燃え上がるような情熱が足りないと言うか――」 ぐわーっと両手を使って燃え上がる炎のジェスチャーをする魔理沙。 「なら、赤系の色混ぜてみるか」 善は急げと絵の具を手に取る。パレットに残っているピンクを水で溶き、そこにカーマインを少し加えた。 「いやしかし、情熱の中にあっても冷静さを忘れない賢さが片思いを勝利へと導くのであって――」 「冷静……は、青かな」 今度はウルトラマリンブルーを溶かして、混ぜ合わせる。 「で、時には包み込むような温かい笑顔で相手を癒し――」 「温かい、か。暖色といったらオレンジだな」 べたべた。 「でもまあ、大自然のような安らぎっていうのも恋愛関係には大切だな」 「自然っつったら緑か」 まぜまぜ。 「んで、それから――」 「ええとそれなら――」 黄。 水色。 茶色。 ゆかり。 以下略。 ◆ 「――と、まあ、大体こんな感じだろ、恋色ってのは。で、どんな感じになった?」 語り終えたという満足げな顔で、わくわくと問う魔理沙。 しかしながら、彼女の色の選択というのはとっても必要条件的で欲張りな選び方なのであり、 「ほれ。――まあなんつーか、もっと取捨選択をしろこの贅沢者」 種々の要素を混ぜに混ぜまくった完成色は、 「…………うわ、ひでえ」 真っ黒になったのだった。 当然と言えば当然の結末である。なんせ、魔理沙のチョイスは俺の手持ちの絵の具殆ど全種だったのだ。 魔理沙の感想がその惨状をこれ以上なく的確に言い当てている。 ――いや、だけどまあ。 「何となく納得したよ、恋色っての」 「はあ?」 自分で気付いていないのか、魔理沙は首を傾げる。 「ま、後で鏡でも見てみ」 「何だよそれ。ってうわ、余計なことやってる間にもうこんな時間か」 「余計って、お前が言い出したことだろうが」 謎多き未知の色、恋色。 この魔法使いの白黒衣装は、存外にその真理を体現しているのかもしれない。 Megalith 2011/12/11 「うー寒い寒い、何だって冬ってのは寒いのか本当!」 起きて見たら一面の銀世界! これ以上にない感動モノかも知れんが寒いモノは寒いのだ 「そりゃまあ冬だからなー!」 そんな中に犬がごとく駆け回る雪の白と対比になるカラー そう、俺が絶賛片思いセール中の霧雨魔理沙である 「なんだってそう嬉しそうなんだ、お前は」 雪ではしゃぐ彼女も可愛いが寒さとそれは別問題だ 出来るなら冬は炬燵でみかんと年賀状で冬を越したかった 「そりゃ冬で雪だからなー!」 「冬も雪も魔理沙は毎年見てるだろうに やれやれ子供なんだか、ぶっ!」 決して面白くて吹き出したとか、嬉しいハプニングでもない 喋ろうとしたところを多量の雪玉弾幕の餌食になったのだ 口を開けてた物だから雪のフルコースをいただきます状態だ コートも雪で白く染められて、これじゃオセロだ 「あはは!○○アウトー!」 犯人である投手は高らかにアウト宣言をしてきたが どう考えたって死球だ。 乱闘もやむなしの大暴投だ 「ええい、顔面セーフだ!今度はこっちの番だ!」 傲慢野球VS小学校ルールドッヂボールの開幕である しかし弾幕のスペシャリストからしたら 俺の投球は「弾が止まってるみたいだぜ!」だそうだ 「あはは!って、うわわっ!」 余裕ぶっこいてた魔理沙は足を滑らせたのか 人型の形を残し広々とした雪原に埋没された。 数秒経って穴から這い上がってきた魔理沙は 帽子に雪をたんまり乗せていた。 白黒ではなく白白になっていた。 「ははははは!お揃いだな!魔里沙!」 「さ、寒っ!」 あわや冷凍保存だ そりゃ寒いだろう 「ほら、手を貸してやるから」 寒さで震える彼女をそっと抱き起こそうと手を差し伸べた その時である 「隙有り!」 「何ぃっ!」 足場も悪く急激に引っ張られたため俺に抵抗する術はなかった そして見事に俺は第二の雪原の埋没者になった 「ふはは!今のここは戦場だ!敵に手を貸すとは甘いぞ○○!」 いつの間にか立ち上がっていた魔理沙は俺に向けて 戦場の傲慢ルールを言い捨てた 「ちくしょうめ!もう許さんぞ!」 それから数時間は経った頃 不毛な争いは双方がずぶ濡れになった衣服に空しさを覚え、ついに終戦を迎えた。 その日魔理沙は戦場から近くにある我が家で夕食をとり、宿泊していった 男の一人暮らしの家で何も考えないのかこの娘は だがその次の日 「はーっくしょん!けほけほっ!」 「早く治してくれよ?」 朝になり、起きてこないと思ったらこれだ。 滅多にお目にかかることが出来ないであろう パジャマ姿魔理沙がベッドに伏していた 「うぅ……。何で○○はピンピンしてるんだ……」 「昔っから風邪だけは引かないんだよな、何でだ?」 「馬鹿は風邪引かな……、げほっげほっ!」 聞き捨てならない言葉は 今日のところは捨て置くとしようか 馬鹿ってのは氷精に向けて、俺には賛辞の言葉がほしいもんだ 「まあしばらくは安静にしてな」 風邪は引いたことないけど そんな大病でもないんだったら、その内治るだろう 「その内、雪溶けないよな……?」 俺としては早く暖かくなってほしいが 残念な事にまだまだ冬は続くのだ 渋々、年を跨いでも、この調子なら大丈夫。と 答えるほかになかった 「そうだな……けほっ!ああ、早く治らないかな……」 だったら大人しく寝てた方が良いだろうけど 静かにしてるってのは案外と辛い いつも賑やかな魔理沙なら尚更辛いかもしれない 「手、繋いでてくれ……」 寒いのか?毛布いるか?と聞くとやっぱり馬鹿だと言われた。 とても心外だ。 とりあえず言われた通りに気温でひんやりした俺の手を 魔理沙の汗ばんだ手に重ねた 「冷たくて気持ちいい……」と魔理沙はそう言いながら 軽く瞳を閉じた その表情はいつもの笑顔とは違って かなり辛そうなものだった 早くいつもの顔に戻ってほしい、俺の為にも。 そんな辛そうな顔はさせたくない。 「熱の方はどうだ? ん、結構熱いな」 額から伝わる熱が魔理沙の辛さを物語っていた 俺は額に置いた手を頭に移し、 そのまま10分程、頭を撫で続けていた。 そうしている内にいつの間にか魔理沙は眠りに着いていた 「うぅん……○○?」 「起きたか、気分は?」 手に持っていた鍋を机に置いて聞くと 魔理沙は「大分と良くなった」と言った まだ顔はほんのり赤かった 「そうか、お粥食べるか?」 「ああー……食べさせてくれないか?」 正直どきっとしたのは内緒だ だって食べさせるってあーんってやるやつだろ? 凄いイベントなんじゃないかこれ 「い、いいけど、今日はなんか妙に甘えてくるな?」 あくまでも平静を保っての返答だ。 若干噛んでも気にしない。 「か、風邪の症状だ」 風邪のことはわからないから仕様がないが そういう物なんだろうか、狼狽しながら、風邪ってのは難儀なんだな と言った。 「ほい。あ、あーん」 腕が震えてスプーンと皿が カチャカチャと耳障りな音を奏でたがなんとか成功した。 スプーンを近付けると魔理沙が「あーん」と口を開けて食べる。 それが餌を待ちわびる雛鳥のようで そんな魔理沙が更に愛おしく見えた。 そんなことを考えながら お粥を食べさせているとすぐに終わってしまった。 それから一時間は経っただろうか 「寝てたから全然眠くないな」 まあそりゃそうか 俺もまだ眠くないし 「ベッドで本でも読んでればいいんじゃないか」 「読んでくれ」 「俺が眠くなるから無理」 俺が活字を読むと 催眠術がごとく眠りに落ちてしまう 「じゃ、じゃあ」 「ん、何だ?」 もごもごと口ごもり、中々言い出せないようだった 心なしか、さっきより顔が赤い気がする 何のイベントがあるんだ? 「添い寝してくれない……か?」 「添い寝って、……え?……そ、それも風邪の症状か?」 「こ、恋の病だぜ……」 「俺に……?」 俺がそう言って表情を窺うと 魔理沙は俺を見つめ返してくる 「俺なのか……?」 こくこくと、弱く頭を振り、頷く魔理沙 「……ほ、本気か?」 「ほ、本気じゃなきゃ、こんな事言わないだろ……?」 魔理沙の顔がさっきより赤い。 いや、俺の顔も真っ赤だ 動悸もさっきとは比較にならないほどだ。 ドクンドクンと早鐘を打つ心臓を抑えつけて、俺は、言った。 「魔理沙、俺は、俺はお前の事が好きだ!!」 ついに言った、魔理沙に先を越されたが ずっと言いたかったことを、やっと言えた。 「えっ……。ほ、本当か……?」 「本気じゃなきゃ言わない!」 少しの沈黙のあと目に涙を浮かべながら さっきの俺と同じ質問をしてきた。 だから俺もさっきの魔理沙と同じように返答した。 「嬉しい……!○、○○ー!」 目に溜まった涙を振り落としながら 満面の笑顔になった魔理沙は 今までのどんな顔より、素敵だった 「好きだ!大好きだ!離さないからな!」 「俺も、ずっと離さないよ」 「このままだ!ずっと!明日も明後日もだ!」 「ずっと、ずっと一緒に居よう、魔理沙!」 結局この日は二人で抱き合って寝たまま、朝を迎えた。 いや、この日だけじゃなく 魔理沙の風邪が治ってもずっとそうしていた。 風邪が治っても冬が終わっても ずっとそうしていくだろう 「冬も春も夏も秋もこれからもずっと一緒だ!○○!」 俺もそう思うよ、魔理沙 その後、○○が人生最初の風邪を引いたのはまた別の話 Megalith 2011/12/19 ……おはよう、○○。もう朝食できてるぜ、早く顔を洗ってきな。 たまにはパンがいいだって? 駄目だ、魔法使いの主食は白いお米と決まって……人間? 細かい事は気にするな、男だろ? いいから顔を洗ってこいよ。 いただきます。……もう冷めちゃってる……ゴメンな えっ? 悪いのは俺の方だって? だから気にするなよ 今日はお仕事無いよな。じゃあ本を運ぶの手伝ってくれよ。借りたいのがたくさんあってな なんだ? 店のことは気にしなくていいんだぜ。……泥棒はよくない? 死ぬまで借りるだけだって言ってるだろ。……それが泥棒だって? うるさいなぁ。だからお前は気にしなくていいんだよ 冷たいよなぁ○○は。結局手伝ってくれないし、借りにも行かせてくれないし ……まぁ、キノコ採り手伝ってもらってるけどさ 今日の昼食はキノコのスープでいいよな。夕食用と実験用のも採ってくぜ ん? 毒はないかだって? 気にしなくても大丈夫さ。あっても死にやしないって、たぶんな ……私が毒にあたって倒れないか心配だって? ……バカ、私のことより自分のこと気にしろよな え? もちろんお前も食うんだぜ、当然だろ? たくさん食べて強くなれよな。……毒に負けないくらい ん~~良いにおいだなぁ キノコスープは最高だな。作るたびに味もにおいも違うから飽きないぜ ……毒が無ければもっと良い? そんなの気にしてたらなんにも食べられないぜ? ほら、あ~ん ……なに気にしてるんだよ、私と○○の仲だろ。……ゴメン、嫌だったか? えっ? そんなことはない? むしろ嬉しい? だったらほら、あ~んしろよ、あ~~~ん ん? もう眠いか? 悪いな、今明かりを消すよ。 ……布団を出してから? そこにベットがあるだろ? もう消すぞ なに? ベットは一つだけだって? ………………だから気にするなよ…… Megalith 2012/01/26 「ん~……ふわぁ~…… ん……あれ?もうこんな時間か!?」 手に取った目覚まし時計を見て○○はベッドから飛び起きた 着替えつつ、仕事場まで走った時の時間と目覚まし時計が示している時間を計算する 「もうこれじゃ間に合わないか…」 親方にどやされるのを覚悟する○○ だが、次に違和感を感じた 「そういえば…魔理沙は?」 ○○と魔理沙は同棲している いつもなら、○○が朝飯の時間になっても起きてこないと魔理沙が 「あっさだぞ~~~!!起きろーーーー!!」 とゆう様な事を言って○○のベッドにダイブしてくる筈なのだが、今日はそれが無い 若干寂しい気持ちを押さえつつ、とりあえずなにか腹に入れておこうと思いキッチンへ向かう だがキッチンに入った○○は、そこで言葉を失った そこには、苦しそうに息を荒げて魔理沙が倒れていた 「とりあえず、診察は終わったわ」 「ありがとうございます、永琳さん」 このままではいけないと思い、永遠亭まで魔理沙を担いできた○○ 「普通の風邪ならいいのだけど…」 「これがただの風邪でしょうか…」 「熱は39.5あったわ」 「そんなにですか!?」 「ええ、それに加えて本人は悪寒、頭痛、腹痛を訴えてる」 「大丈夫…ですよね…?」 「今のところはね」 大丈夫だと聞いて少し安心する○○ 「原因は…彼女の場合は大体想像できるわね…」 「キノコ…ですか」 「本人に聞いてみないと分からないけど、大方そうでしょうね。 前に一度、有毒性のキノコ食べて霊夢に運ばれてきた事もあったし 食べて無いとしても、実験に使った時に発生したガスで…とか。 とりあえず、それぞれの症状に合わせた薬を処方しておくわね」 永琳は薬を○○に手渡した 永遠亭からの帰り道 魔理沙は○○におぶわれていた 「全く…研究もいいが、安全管理には気をつけろよと散々言ったのに…」 「ごめん…○○……うう…ゲホッゲホッ」 ○○の背中で咳き込む魔理沙 「もういいけどさ、魔理沙が辛そうなのを見ると俺も辛くなるから…」 「○○…」 「…まあ、これで仕事休んで魔理沙と一日一緒に居られるのは嬉しいんだけどな」 「ば、馬鹿…//」 赤面した魔理沙は○○の背中に顔をうずめる 「今日は同じ部屋で寝ないとな~♪」 「…ホントに大馬鹿だぜ…//」 「なんか言ったか?」 「な、なんでもない!!…けど……手…」 「手がどうした?」 「…その…今夜はずっと手を握っててくれよ…」 さっきより小さな声で甘える様に魔理沙は呟いた 「ふふっ、手だけでいいのか?」 「は?」 「お望みなら、ずっと抱きしめててやるのに」 「え……//」 「嫌か?」 「ぜ、全然嫌じゃない!! むしろ、そっちにしてくれ!!」 「はいはいっと」 その夜、魔理沙は○○に抱きしめられて寝た だが、そのせいで全く眠れず具合は悪化したのは、また別のお話 そして、魔理沙がただの風邪ではなく、幻想入りしたインフルエンザだと分かるのも、またまた別のお話
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/1128.html
《霧雨 魔理沙》 No.697 Character <第九弾> GRAZE(4)/NODE(7)/COST(3) 種族:人間 先制 マナチャージ(1) (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て、「ミニ八卦炉」1枚を抜き出し、このキャラクターにセットしても良い。その後、デッキをシャッフルする。 (自動γ): 〔このキャラクター〕が相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、〔相手プレイヤーのデッキの上のカード5枚〕を見て、1枚選んで裏向きにしてこのキャラクターにセットする。それ以外のカードは任意の順番でデッキの上に戻す。 (常時)2: 〔このキャラクターにセットされている裏向きのカード1枚〕を破棄する。破棄したカードがコマンドカードだった場合、〔あなた〕がそのカードをプレイしたものとして解決する。 攻撃力(5)/耐久力(4) 「退屈していたところだ。遊んでやってもいいぜ」 Illustration:6U☆ コメント 「霧雨 魔理沙」のリメイク第三弾にして、妖精大戦争のEXTRAボス。 今までのような支援向きなテキストから攻撃的なテキストに変更された。 とはいえステータスだけなら霧雨 魔理沙/1弾の戦闘力に毛が生えた程度であり、さらに速攻を失ってノードとグレイズも上がったので、少々使いづらさが目立つ。 このカードの真価を発揮するためにも(自動β)は必ず使用したい。このカードを採用するならば、デッキ構築時にミニ八卦炉の投入は絶対だろう。 ミニ八卦炉の貫通を与える起動効果はこのカードの(自動γ)と相性が良く、大体の場合は貫通で相手プレイヤーにダメージを与えられるので、相手のデッキの上5枚(一枚抜くので実質4枚)の操作と、その5枚の中から1枚裏向きで奪取することができる。 このデッキ操作能力によって相手の行動をある程度制限でき、しかも引き抜いたカードがコマンドカードだった場合は起動効果によって利用することが出来る。さらに(常時)なため、イリュージョナリィブラスト等を引き抜いても活用する事が可能。 ただし裏向きのまま使わないといけないため、何をセットしたかは覚えておく必要がある。忘れるとギャンブルも同然だ。また、コマンド以外は破棄するだけでプレイできない。 ミニ八卦炉を付ければ7/4の先制と一時的な貫通という戦闘力になり、キャラクター同士の戦闘では無類の強さになる。ただし、グレイズが4もあるため攻撃を通させてしまうとアタッカーとしては微妙に割に合わない。 なので、強制的に戦闘を行わせる諏訪大戦や裏向きカードの分だけパンプアップできる鬼神「ミッシングパープルパワー」とは相性がよい。 また地味にマナチャージ(1)をもっているので腐ることはないが、昨今ではアンチマナチャージも増えてきたため、逆に弱点となる可能性もある。注意が必要である。 大型キャラクターとしては器用で使いやすい方ではあるが、最大の弱点は「霧雨 魔理沙」であるということ。このカードを積もうと考えるなら、優秀なキャラクターである霧雨 魔理沙/1弾の枚数を減らさなければならない。 収録 第九弾 スターターデッキ神 関連 「霧雨 魔理沙」 霧雨 魔理沙/1弾 符ノ壱“霧雨 魔理沙”/3弾 符ノ弐“霧雨 魔理沙”/3弾 霧雨 魔理沙/5弾 霧雨 魔理沙/9弾 霧雨 魔理沙/13弾 霧雨 魔理沙/20弾 霧雨 魔理沙/PR 場で「霧雨 魔理沙」として扱われるカード 禁呪の詠唱チーム(連結) 知略の幻術チーム(連結) 友邦の科学チーム(連結) 漆黒の怨霊チーム(連結) 伝統の墨守チーム(連結) 幻術(変身状態) 術者が「霧雨 魔理沙」であるスペルカード 恋符「マスタースパーク」 星符「ドラゴンメテオ」 魔符「ミルキーウェイ」 黒魔「イベントホライズン」 光撃「シュート・ザ・ムーン」 恋心「ダブルスパーク」 魔空「アステロイドベルト」 星符「ポラリスユニーク」 魔砲「ファイナルマスタースパーク」 魔砲「ファイナルスパーク」 彗星「ブレイジングスター」 星符「エスケープベロシティ」 「サングレイザー」 魔十字「グランドクロス」 星符「オールトクラウド」 「ブレイジングスター」 「霧雨 魔理沙」を参照するカード メイガスナイト 名称に「ミニ八卦炉」を含むカード ミニ八卦炉 ミニ八卦炉(初期型)
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/526.html
魔理沙12 12スレ目 267 うpろだ802 手を繋いでふたり並んで、本当に氷のように、冷たい波に逆らいながら奥へ奥へと進んでいく。 隣を見たら○○は酷く優しい顔をしていて、私は寒くて震えてた。 ごぶんって水の音がして、肩のところで髪の毛が海水に晒されて浮き上がる。 口元まで迫った水をどうにか避けて、最後に「○○、」と呼んだなら、○○の色を失った冷たい唇が、私の同じく冷たい唇に触れた。 離れないよう必死に握り合っている手は、強く絡めすぎたせいで少し痛い。 目の前に広がる海は、黒だ。空の闇に溶け込んでしまいそうな、黒。 「・・・心中?」 「・・・それっぽいよなー」 「魔理沙一人で死ぬならまだしも、俺まで巻き込まないでくれる?」 「いやてか、ただの夢だからな?」 私がずずーっと音を立てて○○の淹れてくれた暖かい紅茶を啜ったら、○○に「下品」と冷たい声で言われた。 いや、思いっきりテーブルの上に足乗っけて更にそれを組んでるお前に言われたくないぜ○○。 さっきまでどこの令嬢かと見紛うほど繊細で格調高い空気を醸し出しながら紅茶をいれてたくせに、今はただのヤンキーじゃないか。 私はティーカップを持ち直して、今度は全く音を立てずに上品に紅茶を啜る。 ○○はそんな私を見て少しだけ目を細めて、「やれば出来るじゃないか」と微笑んだ。しかし嘲笑いっぽい笑顔で。(・・・) 私も○○と同じ笑顔を浮かべて、「○○もな」と言った。 今この家に来客が来たら、何故か嘲笑いあっている二人という異常な光景に驚愕するかもしれない。 まあ、私がいるときに○○の家に来客が来たことなんて一度も無いから、ありえない話であるけれど。 「夢には深層心理が現れるんだよ 魔理沙」 「・・・それは私が心の奥底では○○と心中したがってるって事か?」 「そういうことに、なるね」 ○○は何故か楽しそうに笑っていたけど、私は思わず黙ってしまった。 …だって、そんなこと、ある訳がない。 私は死にたいなどとはこれっぽっちも思っていないし、第一もし死にたかったとしても○○を巻き込むことは絶対にない。 さっき○○が言ってたみたいに、ひとりで勝手に死ぬだろう。 更に○○が私の言うことをおとなしく聞いて一緒に死んでくれる可能性はほぼ無い、というか全く無いし、私がそんな世迷言を言ったが最後、 「そんなに死にたいなら俺が殺してあげるよ」とか言われて酷く嬉しそうな○○に戦いを挑まれそうだ。 その事をこんなに、それこそ痛いほど理解している私が、「○○と心中したぁい」とか乙女ティックかつファンタスティックかつセンチメンタルなことを思うだろうか? いや、思うわけがない。あれは、夢だ。紛れも無い。 「いや、ナイナイ。ほんとありえない」 「・・・ふぅん?」 「なんだ、その不満げな顔」 「お前が心中したいなんて下らないこと言ってきたら、すぐ俺の手で殺してあげようと思ってたのに」 「・・・言うと思ってたぜ、○○」 私が苦々しく言ったら、○○は「へぇ、よくわかってるね」と笑って言って、いつの間に出したのか、鈍い銀色に輝いているナイフの手入れなんか始めていた。 …なんで私はこんな物騒な奴と茶なんか飲んでいるんだろう。 今まで私たちの関係はその、いわゆる、「恋人同士」だと思っていたが、獲物と狩人に認識を改めないといけないかもしれないな。いや本気で。 「ねぇ、昔から、心中した男女は、来世双子に生まれかわるって言われてるだろ?」 「・・・明らかに迷信だろ」 「俺だって信じてなんかいない。でも面白い話だとは思う」 「おもしろい?」 「そう。今が辛いから、来世で結ばれることを願って二人で死んだのに、恋焦がれた相手とは双子になってしまった。 一緒にはいられるかもしれないけど、一生気付かないで終えるかもしれない。 もし気付いたとしても、決して結ばれることは無い。・・・愛し合うことは出来るかもしれないけど・・・不可能だから、どっちにせよ不幸だ」 ○○が、静かな声で淡々と話す。 足はテーブルの上に気だるく組まれたままで、ふてぶてしい態度はさっきと全く同じだけれど、私のほうをじっと見ている○○の鋭い目線に、心臓がどきりと高鳴る。 それが異常な反応なのか正常な反応なのか私には判らないけれど、普通の人なら絶対に見惚れてしまいそうなほど綺麗な○○にこんな真剣な顔で見られているのだから、たぶん正常な反応なんだと自分では思う。 …奴は私をどきどきさせたくてこんな話をしている訳ではないだろうに、うっかりどきどきしてしまっている私はやっぱり何だかんだ言って○○に惚れているのだと思った。 それが、例え本当にただの獲物と狩人の関係でも。 狩人がもし恋した人ならば、仕留められるのも悪くない・・・って、この思想じゃ本当にいつか私は心中を企てそうだ。 もちろん、奴と二人で死ぬためじゃなくて、奴に殺されるためにの。 「ねぇ魔理沙」 唐突に、○○が私の名前を呼ぶ。 切れ長の目は細くなって、いつも結ばれている綺麗な形の唇は上につり上がって。 ああ、こいつ笑ってるんだ。と思った。それも、とても優しく。 「俺は魔理沙と心中する気はないけど、魔理沙が俺と生きていくなら、絶対に幸せにする自信があるよ」 私は、夢の中で私の手を引いた、あの○○を思い出していた。 紅茶、おかわりいる? ○○が立ち上がって、自分から質問したくせに、私の返事も聞かずテーブルの上に置いたままになっていた空のティーカップを持ってキッチンへ行ってしまった。 私はソファーに座ったままで、私の紅茶をいれている○○の背中を眺めた。 ここはとても明るくて、寒くなんかない。あたたかい。 今なら手だって繋いでも痛くないだろうし、キスしても唇は人の体温を持っているだろう。 私は立ち上がって、最後じゃなく、はじまりみたいに、「○○、」と呼んだ。 私のほうを振り返らないで、「なに」と面倒そうに返事をしてくれる○○と過ごす未来を想像したら、これは○○に殺されたくても、心中したいなんて絶対に言えないと思った。 そもそも、私があいつの近くにいられて、死にたいなんて思うはずがまずないのだけど。 名前は分からないけれど、柔らかい紅茶の匂いが部屋に満ちていく。 あとで、何ていう葉っぱなのか、○○に聞こうと思った。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 488 目が覚めるとなにやら暖かくてやわらかいものがあるのに気づいた。 布団をはがすまでもなく自分以外の誰かが入っているのがわかる。 恐る恐るめくると自分が幻想郷に来て以来何かと世話になったりしている霧雨 魔理沙がいた。 「……魔理沙、おまえは何やってる」 「クリスマスの日はプレゼントを渡すのが風習なんだろ?」 「あぁ、そうだが?」 「なら、わかったよな?」 「……わかったが、マジか?」 「大マジだぜ」 魔理沙は顔を赤くしながらも笑みを浮かべ、さらに言葉を続けた。 「私というプレゼントを受け取ってくれ」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 517 うpろだ841 「なー、○○」 「ん、なんだ魔理沙」 魔法の森にある魔理沙の家。 相変わらず散らかった部屋の中で、 居候の俺と家主の魔理沙はちょっと離れてそれぞれ本を読んでいる。 「もしさ、私とお前の子どもができてさ」 「~~~~ッッ!!?」 俺は声にならない叫びを上げた。 確かに魔理沙とは恋人同士だが、 子どもができるようなことはまだしていないはずだ。 ……いや待て、この間の神社でやった宴会、 萃香に5杯目を飲まされた辺りから記憶がない。 まさか…… 「できたのか!?」 「……できるようなことはまだしてないぜ」 ああ、ほっとした。 「それでな?もし私と○○の子どもができてな」 「あ、うん。それで?」 「もしその子が年頃になって、 『魔法使いになりたい』とか言い出しても… …ちゃんと祝福して、送ってやってくれよな」 ああ。 以前霖之助さんから聞いたことがある。 魔理沙はもうずいぶん前に、魔法使いになることを父親に反対されて 家を出たきりになっているとか。 「よっ、と」 床のガラクタを押しのけ、魔理沙の隣に腰掛ける。 「大丈夫だよ。こうして普通の魔法使いに惚れてここにいるんだ。 子どもがそうなりたいって言ってもちゃんと受け入れられる」 「○○……」 「でもさ、逆にその子が 『道具屋になってまじめに働きたい』とか言い出したら どうするんだ?」 ちょっといたずら心を出して聞いてみた。 それは嫌だぜとか言うのかと思ったのだが。 「そうだとしても、私は笑って 送り出してやるぜ?」 予想に反してさらりと返された。 「だってな……」 ぐいっと、魔理沙が身体をすり寄せてくる。 「私と、私の愛する○○と、 二人の間にできた子なんだぜ? 時々けんかすることぐらいはあっても、 幸せな家族でいたいじゃないか」 そう寒いわけでもないのに、 温もりを欲しがるように密着してくる。 「別に後悔してるとか、 そんなんじゃないんだ。 ただお前と私が家族を作るとしたら、 似たようなことになるのも 芸がないと思ってさ」 ……確かに魔理沙なら過去を後悔などしないだろう。 でも心なしか、強がるような口調には未来への不安が感じ取れた。 だから俺は肩の辺りに寄りかかってくるふわふわした頭にそっと手を置いた。 「大丈夫だって。魔理沙を見て育ったら ……えーと、とりあえず元気な子にはなるから。 良い家族になれるさ、うん」 「なんだか私にろくな取柄がないような言い方だな。 もっと何かないのか?」 「…可愛くて、元気で、皆に好かれて、実は努力家で、太陽みたいな子になると思うよ」 「……そこまで言われるとかえって恥ずかしいな。 大雑把で、部屋が散らかってて、人の迷惑を省みなくて、 借りた本を返さない子どもになるかもしれないんだぜ?」 「そんなところも含めて、俺は魔理沙のこと愛してるよ」 「……ん」 今日も、ゆっくりと時間が流れる。 ─────────────────────────────────────────────────────────── どっちの方がすき? ~霧雨 魔理沙~(12スレ目 634 うpろだ858) どっちの方がすき? ~霧雨 魔理沙~ ○○の家の物を盗みにきたとき。 1 普通の魔理沙 よ、○○じゃないか。 今日はお前の本を借りにきたぜ。(ずがずがと入り込む) えっ、前借りた本はどうしたって? すまんな、まだ見ているんだ。(本棚からちょいちょいと盗んでいる) ……おい、今日はいつもの○○らしくないぜ。 いつもは早く返せとか勝手に取るなとかいうのによ。 一体何なんだ? 黙ってちゃこわいこわい、何か言いたい事ありゃいいなよ。 ……なんだって!? 俺を盗めってどういう風の吹き回しだ。 えっ…? 私の事が好きだって? ば、馬鹿を言うんじゃない。 私みたいな泥棒をどうして好きになるんだよ? …俺の心はお前に盗まれた? ―っぷ、フハハハッ! うまい事言ってくれるじゃないか! やれやれだぜ、○○、お前の負けだ。 私もお前の事が気になってあいつ(=パチュリー)の本を盗みにいけれねぇ。 だから、お前の家に来るようになったのさ。 ほ、本当のことなんだぜ!? ……○○、私はお前の事が大好きだ。 嘘は言わない。 だからさ、私は…○○の持っているものしか、盗まないぜ。 何を盗むかって? そ、それはだな。 たとえb――ッ!!?(言うている最中に抱きしめてキスをした) …ぷはっ、はぁ、はぁ……酷いぜ/// 私みたいな乙女にいきなりキスするなんて。 それに…○○に先に盗まれたぜ……私の唇を/// 覚えてろ、今度は私が先に○○の唇を奪ってやるからな!! 2 実はシャイな魔理沙 きょろ、きょろ…(○○の部屋の中へ進入) ……い、いないよな。 よし、○○。 今日も本を借りに来たぜっ、っと。(本を数冊頂戴する魔理沙) ♪~♪~……うわっ!(後ろから何者かに首筋を捕まれる) ま、○○じゃないか! い、いつここにきたんだ!?///(首筋を離した後、じりじりと近づく○○) あ…え、えっと、ほら、なんだ。 わ、私は本を盗りに来たんじゃなくて、借りに来ただけだからな!? う、うぐ…○○、そんな顔で見るなって、怖いじゃないか。(近づく○○に対して後退する魔理沙) ……わ、私が悪かった、本を戻すから許してくれよ~!(はわわ、○○の顔が近いよ~///) どさっ(ベットに引っかかってそのまま後ろに倒れこむ) ひゃぁっ!(小さく悲鳴を上げる魔理沙にマウントを取る○○) ……なぁ、○○。 お願いだから許してくれよ…な? な?(真っ赤な表情+涙目で訴える魔理沙) ちゅぅっ。(訴えを無視してディレイなし+前兆なしのキスをかます○○) ……☆◎@*+#%&!!!?(突然の事で訳のわからない叫びを上げる) な、何乙女の私にき、キスをするんだよ!?(パニック状態な魔理沙) ……私の普段見ない表情がすごく可愛かったからって? ば、ばかやろう。 乙女の前で堂々というんだよ/// えっ? 私の事がすきだって……? も、もぅ。 恥かしくて私、死んでしまいそうだ/// ……私はどうなのかって? ○○!! 私をどこまで恥かしい思いをさせりゃいいんだ! いくら本を借りたからってあんまりだ! 勘弁してくれ!!/// ……ま、まぁ。 わ、私だって……恋する乙女なんだぜ? ○○の事、嫌いに思う訳が無いじゃないか!/// …なぁ、お願いだから、さっきの事、許してくれよぉ~。 えっ、無理だって? じゃぁどうすりゃ許してくれるんだよ? これから一生愛し合って、毎朝キスしたら無かった事にする!!!?(むちゃくちゃな条件に驚く魔理沙) ……わ、わかった。 私は○○の事、一生愛する。 毎朝キスをする…。 ぅ~……すごく、恥かしいぜ///(帽子で顔を隠す魔理沙) ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 81 「魔理沙。」 「何だ?」 「好きだよ。」 「はいはい・・・ってえぇ!?」 「いや、だかr「いやでもな私は嬉しいんだがそのなんだあのお互いのことをよく知らないといけないというかなんというか亜qwせdrftgyふじこlp;」 ‐3分後‐ 「……返事は?」 「え、えと、その、私でよかったら……。」 無言で抱きしめてみる。 耳まで朱に染まった魔理沙が可愛かったもんだから愛してる、と耳元で囁いたら紅まで染まった。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 408 とんとんと包丁の小気味良い音が響く。 コトコトと味噌汁の煮立つ音がする。 今日も家へ戻ると食事の準備がされていた。 「おお、遅かったな」 「ああ、少しアリスの家に行って糸繰りを教わっていたんだ」 「へえ、最近アリスの奴と仲がいいんだな」 「何だ魔理沙、妬いてるのか?」 「そんなことはないぜ。ほうれ、もうじき出来るぞキノコ尽くしだ」 「うへえ、今日もキノコか」 「昨日はエリンギ、今日は違うキノコだぜ」 言いながら食卓に手際よく皿を置いていく。 程なくして夕食の準備が整った。 「それじゃ『いただきます』」 挨拶し食べ始める。 「味はどうだ。今日採ってきたんだが」 「うん、結構いけるな。初顔だがなんていうキノコなんだ」 「森の奥に生えるキノコでな」 森、魔法の森だろう。あまり良い場所ではない。無論植物にもだ。 「毒があってな。自白になるんだ」 「魔理沙、何を言って……」 「美味いんだろう。食べればいいじゃないか」 「魔理沙、お前何を」 「アリスとは何もないんだろう! なら食べればいいじゃないか!」 非常に強い口調で言われる。 これほどまでに魔理沙を不安がらせていたのかと今更気づく。 だが問題ない。魔理沙がいかなる疑義を掛けようとアリスとの間には何もないのだ。 ならこれを食べて魔理沙の疑いを晴らしてやればいい。 何の問題も無い。 真実密通しているのは霊夢となのだから。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 440 「なぁ魔理沙。恋色ってどんな色なんだ?」 「こんな色だぜ」 そう言ってキスをして来た後に照れ隠しに帽子を構いながらこうつぶやく。 「やれやれだぜ……」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 771 うpろだ874 「よう執事、邪魔するぜ」 「こらこら、勝手に入るな、それと俺は執事じゃ無い」 いつもどおりに窓から侵入してきた魔理沙、コイツになに言ってもどうせ聞きはしないと解っていても、言わざるを得ないのである 「そうそう、今日は本の貸出禁止だ」 「な、何でだ!?ぜ?」 「とにかく今日は駄目だ、どうしてもと言うなら実力行使で逝かせて貰うぜ?」 実力行使と言っても咲夜さんを呼ぶかレミリア様に報告するかの二択なのだがね 「ふぅ、しょうがないな・・・今日は大人しく帰るぜ」 「うむうむ、素直で宜しい事・・・そうだ、魔理沙」 「ん、なんだ?」 「今夜お前の家に行くから」 わぁっと? 違う わーい? お、落ち着け私!○○が今夜?私の家に?・・・おk把握・・・把握・・・ な、何しに来るんだ?ナニしにくるんだ? も、もしかして、○○も私の事・・・そ、そんなはずないぜ、こんながさつで乱暴者をす、すきに、なるはず、ない・・・ぜ ででででももしかしたらもしかしてと言う事もなくは無い筈な事もないこともry 「魔理沙?どうした、気分が悪いなら医務室に」 ○○の顔が、凄く近かった、のでびっくりした 「ひゃぁっ!?」 「うを!?ど、どうした?」 ま、まだ慌てるような時間じゃ無いぜ! 「かか帰る!よ、夜にまたっ」 侵入した窓から、逃げるように紅魔館を後にした こんな真っ赤な顔を○○に見られたら、さらに赤くなって収拾がつかなくなりそうだからだ ~そして日が暮れて~ 「魔理沙ー、まーりさっ」 玄関から声がする、間違いなく○○の声だ ベットシーツも新しいのに代えて、お風呂に入って、ええと、その・・・大丈夫! 深呼吸をして、気持ちを落ち着けて ○○を出迎えた 「こ、こんばんわだぜ!夜遅くにご苦労だぜ!」 「お、おう・・・随分機嫌がいいな」 ○○が持っている風呂敷に目が行った なんだかでこぼことゴツゴツとしたものが・・・はっ さ、流石っ!出来損ないとはいえ吸血鬼、人間を超えた存在・・・色欲においてそんな域まで到達しているとは・・・ は、初めてなのにそんな、その・・・ 「だ、だめっ!む、無理だぜっ!?」 「ど、どうしたいきなり・・・?」 「え?あ・・・・・・・なななななななんでもないぜーHAHAHA」 まだ二月だと言うのに、わたしの頭はすっかり春だった 魔理沙の様子が凄くおかしい 赤くなって俯いたかと思うと身体をくねくねさせたり、いきなりニヤニヤしたり、独り言も多い 一言で言うと不気味だ なんか変なきのこでも食べたんではなかろうか? まぁとりあえず放っておいて、俺は俺の仕事をしようではないか 風呂敷を広げて、パチュリー様に頂いた金属探知機のような棒を取り出す この棒をかざすとパチュリー様の本かそれ以外かが判るらしい、らしい とりあえずくねくねしている魔理沙を放置して本棚をあさり始める ええと、これと、これと、これも・・・・・・・・・・・ 「あっ、でも・・・そんなの・・・・・・・ん?○○、何やってるんだ?」 「お前が借りたままで返さない本を強制回収してるんだ」 「なっ!何の権利があって!?」 「いやいや、貸主の要望でな、と言うか借りたらちゃんと返しなさい」 「も、もしかして今夜来たのは・・・」 「ん?だから本を返してもらいに来たんだ、俺は日光駄目だし、だから夜」 なんだかパキンと言う何かが割れる効果音がした 魔理沙は一時固まっていたが、凄い勢いで寝室に飛び込んでいった 「な、なんだ?」 「ぎゃぁぁぁぁあああ!?恥ずかしい!恥ずかしい! さっきまでの春な頭を黒歴史にしてしまいたいぜ!ぜっ! 何を一人で勝手に盛り上がって、盛ってる訳でもあるまいし!うあぁぁぁぁああ」 ベットにダイヴしてごろごろと転がって、身悶えた 勝手に花咲かせてた自分の頭、思考回路を燃やしてしまいたいぐらいだぜ 思春期でもあるまいし・・・ああ、チクショウ 馬鹿だな、私は 「おい魔理沙、本の選別が終わった」 嗚呼そうかい、ならさっさと帰ればいいだろ?こんな妄想過多な春娘はほっといてさ 「おい、入るぞ」 「ちょ、ちょっとまっ」 問答無用、待ったなしでドアが開けられた、鍵した意味が無いじゃ無いか 「・・・なんか変だと思ったら、顔が真っ赤じゃ無いか・・・熱があるなら寝てろ」 「ち、違」 おでこに触れた○○の手は、ひんやりと冷たかった 「熱はないか・・・ほんとに大丈夫か?」 「大丈夫だから、離れてくれ」 「あ、ああ悪かった」 これ以上そんな近づかれたら熱暴走して液体窒素で冷却しなきゃならないぜ 「あー・・・その、今まで悪かったな、今度からは、その・・・」 違う、私が言いたいのはそんなことじゃ無い 私がお前を嫌悪する分けないじゃ無いか 「○○っ!お前に言っとかなきゃならない事があるんだっ」 「な、んだ?」 さぁ問題だ ここで私の想いをぶちまけるのか 拒絶を恐れて何も言わず、誤解させたままにするのか 告白とは、とても怖い まず言葉にするだけでも大変だ そして相手の反応が怖い 最悪の状況まで考えてしまう、拒絶されるのではないか、彼には他に意中の人が居るのではないか しないなら想いは想いのまま、壊れず、怖い思いもしなくて済む さぁ問題だ 私らしいのは、どれだ? 「○○、私は・・・私はお前が好きだ、好きでたまらないんだ」 「・・・は?ちょ、ちょっとまて、ええと・・・あ、うん、俺も好きだ・・・」 嫌われてるんだと思った、それが凄く寂しいと思った 魔理沙の事は好きだ 紅魔館によく侵入してきて、それで話すようになって お茶したり、探している本を一緒になって探したり いろんな事は出来ないが、それでもコイツが、凄くいいやつで、可愛い奴だというのは知っていた 「待ってくれ・・・魔理沙、お前の事が好きだ・・・こんな俺でよかったら、恋人になって欲しい」 かなわないならそれでもいいと思っていた 恋なんていつかは消えてしまうと でも、それでも、コイツなら、恋色の魔法使いなら 「私のほうこそ、その・・・よろしく、だぜっ」 そういえば、今日始めてこいつの笑顔を見れた気がした 「なんか綺麗にまとまったと思ったのに・・・」 「どうした○○?」 「日が昇って外に出れない、屋敷に帰れない」 「そんなに落ち込むなよ、一日私と過ごせると思えば」 「嗚呼、それもそうだな」 「で、でもまだそういうのは早いぜっ!もうちょっと順序を追ってその、いや別にしたいとかそういうのじゃなくて、したくないと言えば嘘になるかもしれないけどry」 「魔理沙ー?おーい」 だめだ、何処か遠くの世界へ旅立ってるみたいだ、目の前で手を振っても気付かない 遠くから窓を見ると、上った朝日が辺りを照らしている 「まぁ・・・今日は久しい休暇と言う事でいいかな」 いまだクネクネ身をよじりながら独り言を言っている魔理沙 キスでもして驚かせようかとも考えたが、面倒なのでとりあえず放置して紅茶を入れることにした end ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 776 うpろだ878 「あれ、魔理沙もう寝るのか?」 「おう、○○おやすみ」 軽く挨拶して魔理沙が俺の前を通り過ぎた。 手には一升瓶をぶら下げて―― 「って待てや。なんだその酒瓶は」 魔理沙は手にした一升瓶を持ち上げて 「なにって飲む以外になにがある? 消毒にも使うけど今ケガしてるようにはみえないだろ?」 「いや、飲むのは構わないんだがそれ丸々一本飲むつもりか?」 「おう。これだけ寝酒として飲めばぐっすりと眠れるぜ」 「いやいや、それ位飲まないと眠れないって方が問題あると思うが」 「冗談だ。せいぜい3杯くらいしか飲まないよ。○○にだってあるだろ? こう眠れないときに一杯やりたいって時が」 「ない。眠れないときは読みかけの本とか読んだりするし、そもそも眠れないって事のほうが少ない」 「むぅ。お前そういうところドライだよな。もっと飲めるようになれよー」 「お前らがザルなだけだ。俺だってそれなりには飲めるんだから」 といっても精々ウイスキーのシングル水割りを2杯くらいで程よく酔っ払うので決して強いわけではない。 なので宴会をやっているときには端の方でなるべく静かにしているのだ。下手に飲まされてぶっ倒れてゲロ吐くなんて醜態は晒したくない。 「でもその分きっちり片付けしていってくれるのがすごく助かるって霊夢が喜んでたぜ」 「騒げないぶんそういう後始末くらいはしておかないとな。で、話は戻るがやっぱり瓶ごとはやめておけよ」 「ふっ、私はちゃんと自分の限度はわきまえているからな。心配はいらないぜ」 「あれ~? この間度数見間違えて飲んでひっくりかえって一日俺に二日酔いの看病させたのはどこの誰ですか?」 「そっそんな前の話もちだすなよっ!」 「というわけでこの酒瓶はぼっしゅう~」 そういって俺は魔理沙の手から一升瓶を取り上げる。 「あっ、なにすんだよー。かえせよー」 身長差があるためいくら魔理沙がはねても高く上げた俺の手には届かない。 「だ~め。眠れないんだったら眠れるまで俺が話し相手になってやるからそれでいいだろ?」 「えっ?」 急に飛び跳ねるのをやめ、顔を赤らめて上目遣いで俺を見つめてきた。 「あ、あのさ、それはいいんだけれどできれば一緒のベットに入って話してくれるといいんだけど……」 こいつめ。その表情に俺が弱いこと知っててやってるな。 「まぁいいけどさ。そうすると俺そのまま寝ちまうかもしれないぜ?」 「かまわないぜ。むしろ願ったり叶ったりだ」 「よし。じゃ決まりだな。酒瓶置いたら部屋にいくよ」 「ああ、じゃ先に部屋いって待ってるからな」 さていったい何を話すとしますかな―― ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 600 魔「あー、飲みすぎたー」 調子の悪そうな顔をして魔理沙が部屋から出てきた ○「まったく昨日あんなに飲むからだ。少しは自重しろ」 魔「へいへい。なぁ腹へったから何か食べるものないか?」 ○「バナナでいいか?」 ――ゴンッ 魔「あのなー、病人相手にそれはないだろー?」 ○「冗談だ。しかし二日酔いは病気じゃない。ほれおじや作っておいてやったから」 魔「おっ、○○の作ったおじや出汁がきいててうまいんだよなー」 しばらく魔理沙のおじやをすする音しかしなくなる―― 魔「なぁ、○○」 ○「なんだよ」 魔「好きだぜ」 ○「そいつはどうも」 二日酔いにやさしいようにすっきりじたてにしてみました ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 968 うpろだ922 「○○は……まだ来てないな。 おーい、香霖」 魔理沙は香霖堂のカウンター前にいた。 手には何か薄い紙の束らしきものを持っている。 奥から出てきた店主の霖之助が何か言う前に、 魔理沙は口を開いた。 「香霖、チョコをくれ」 「いきなりだね魔理沙。 バレンタインは明日だし、僕は男なんだが」 「そんなことはわかってるぜ。 ほら、これだこれ」 持っていた紙を広げる。 どうやらそれは外の世界の雑誌だったらしい。 開いたページには市販の菓子の写真が載っている。 柄がビスケット、傘がチョコレートでできた、 きのこの形をした菓子だ。 「幻想郷で、きのこと言えば私、霧雨魔理沙だぜ。 香霖、入荷してないのか?」 「さて、どうだったかな…… 倉庫で見たような気がするんだが」 「―おはようございます」 ドアを開け、○○が入ってきた。 外の世界から来て、今は香霖堂を手伝っている彼は、 魔理沙の恋人だった。 「ああ、ちょうどいい。彼に聞いてみよう」 「あっバカ、せっかく内緒に……」 「○○、ちょっとこれを見てくれ。 在庫の中にあったかな?」 「おっ、懐かしいですね。 でも俺は『きのこ』より『たけのこ』の方が……」 「……たけのこ?」 「ん、どうしたんだい、魔理沙?」 「……蓬莱月人か!?私を捨てて蓬莱月人に走るのかあー!!!」 「うわ!?落ち着くんだ魔理沙!店を壊さないでくれ!」 「おい魔理沙、スペルカードは、スペルカードはやめt」 ~恋符「マスタースパーク」~ 結局、在庫調査は霖之助が行い、○○は壁に開いた穴の応急処置をすることになった。 「す、すまない○○……ちょっと取り乱したぜ」 「あのな魔理沙……あんまり⑨なこと言わないでくれよ? 俺が魔理沙を捨てて他の誰かを好きになることなんかありえないだろ?」 魔理沙の頭を撫でながら、○○は臆面もなく言ってのけた。 「……うん」 良い雰囲気だったが、ちょうどそこへ霖之助が戻ってくる。 「似たような感じだが、これは違うかな? しばらく前に幻想郷に入ってきたんだが」 そう言って霖之助が差し出したのは 「……『すぎのこ』?○○知ってるか?」 「いや……あまり聞かないな」 その時、轟音が響いて地面が大きく揺れた。 「何だ!?」 「外だぜ!」 店の外に出ると、そこには空から降ってきたと思われる 巨大な柱が突き刺さっていた。 「これはいったい……」 「待つんだ○○、何か書いてある。 何々……」 『杉と聞いて、古き縁を結びにオンバシラ』 「……神か!?私を捨てて神に走るのかあー!!!」 「おい魔理沙、俺は何も言ってな…… ちょ、ラストスペルは、ラストスペルはやめt」 ~魔砲「ファイナルスパーク」~ ―バレンタイン当日。 魔理沙は倉庫に一箱だけあった目的の品を手に入れていた。 代金は払っていない。 ちなみに、香霖堂は吹き飛んだ店の一角の修理に入ったため、 ○○の仕事は休みになっており、魔理沙の家に来ていた。 「そういうわけで○○、私からのチョコをやるよ」 「これ一箱にずいぶん大きな犠牲を払った気がする……」 箱を受け取ろうとする○○の手を、 魔理沙は押しとどめた。 「なんだよ。くれるんじゃないのか?」 「チョコをやるとは言ったが、これを全部やるとは言ってないぜ」 そう言って魔理沙は箱の中身を一個取り出すと、 柄の部分を口にくわえた。 「ほふぁ、ふぁへふぉよ(ほら、食べろよ)」 チョコでできた傘の部分だけを、この状態から食べろということらしい。 「……じゃ、お言葉に甘えて」 ○○は、チョコの部分だけをかじり取ろうとするが、なかなかうまくいかない。 時々、唇や舌が魔理沙の唇に触れる。 結局、ビスケット部分を少し一緒に食べてしまった。 「あー、失pむぐっ!?」 一瞬の隙を突いて、魔理沙の舌が唇を割って入ってくる。 それはしばらく○○の口の中で暴れ回り、 やがてカメレオンのような器用さでビスケットだけを絡め取って離れていった。 「チョコだけと言ったはずだぜ?」 頬を赤く染めながら、魔理沙はニヤリと笑った。 だが○○も、負けてはいない。 「待て魔理沙。……今のは少しチョコが残っていた気がする」 結局、二人は一箱分これを繰り返すのだった。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 974 うpろだ929 「○○、いるか?」 「あぁ、いるぞ。それと呼び鈴くらい押してから入れ」 「そんなことはどうでもいい、今日は何の日だか知ってるよな?」 「あー・・・・・・、バレンタインだっけ?」 「そう!だから私がチョコを作ってきたやったぜ、喜べ」 「そうか。で、チョコは?」 「これだぜ。」 「開けていいか?」 「おう」 箱を開けると、4×4の大きさの升目に一つづつチョコが入っていた。 「○○! その中に一つだけ凄く甘いチョコがある。それを当てられたなら私がご褒美として・・・その、キ、キスをしてやろう!」 「は?」 「う、うるさい! 早く選べ!」 OK、頭を一度整理するんだ。魔理沙がくれたチョコの中から凄く甘いチョコを当てられたらキスをしてもらえるだと? こういう恋愛事には恥ずかしがって中々してくれない魔理沙からのキスだ。必ず当てねば! かといって、どれが凄く甘いチョコなのだろう。確立は16分の1だし、適当に選んで当たるとは思えない。 あれこれ思考を続けていると、魔理沙が言った。 「は、早くしろ! え、えーと、後10秒だ!」 「ちょ、それは理不尽だろ!」 「9・・・・・・8・・・・・・7・・・・・・」 カウントは進む。もう考えている暇などないので一番右上のチョコをとって言った。 「じゃあこれにするよ、これが甘いチョコだったらキスしてもらうからな?」 「お・・・・・・おう」 「それじゃ、食べるぞ」 チョコを口に含む。 これは・・・。 とてつもなく甘い。砂糖を直接食べている気分だ。 「魔理沙・・・・・・これ、甘いぞ?」 「そ、そうか。あ、当てられたんなら仕方ないな」 魔理沙が俺に近づいてくる。そしてそのまま、唇に軽く触れる程度のキスをした。 「そ、それじゃあ私は帰るからな!」 「待てよ、残りのチョコくらい一緒に食べてこうぜ」 「い、いや、私は遠慮しとくぜ!」 走って逃げ出したので、手首を掴んで聞く。 「・・・・・・さては何かあるだろ?」 「な、何も無いぞ!」 チョコに何かあると思い1つ食べてみる。 ・・・・・・あれ?甘いぞ? もしや、と思いもう1つ食べてみる。 ・・・・・・甘い。 なるほど・・・そういうことか。大方バレンタインを口実にしてキスがしたかったのだろう。 「魔理沙、チョコ全部甘くしただろ?」 「う・・・・・・、その・・・・・・」 もじもじしながら場を切り抜ける為の言葉を考えている魔理沙が可愛かったので、悪戯心からこんな事をいってみた。 「魔理沙、今2個食べて2個とも当たったよな。2回キスしてくれるんだろう?」 「え!?ちょ、それは・・・」 「最初の1回だけとは言ってないよな。あぁ、そういえばチョコが後13個も余ってるな。」 「う・・・○○の意地悪! 腹黒! 鬼!」 「はっはっは。なんともでも言え。だがルールは守ってもらおう!」 終わり。 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/marisa-kirisame/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - 川崎経済新聞 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ダンカグ】登場キャラクターと担当声優一覧【東方ダンマクカグラ】 - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【シャーマンキング】リセマラ当たりランキング【ふんばりクロニクル】 - ふんクロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 新庄剛志は「監督」か「ビッグボス」か...肩書き巡りWikipedia大荒れ 「自称に過ぎない」の意見も - ニフティニュース 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) 【ポケモンユナイト】おすすめ設定|操作方法一覧 - AppMedia(アップメディア) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ウマ娘】査定効率から見た取るべきスキルとおすすめキャラ【プリティーダービー】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! - PR TIMES メモ・ドキュメント・wiki・プロジェクト管理などオールインワンのワークスペース「Notion」が日本語ベータ版提供開始 - TechCrunch Japan 【ギアジェネ】リセマラ当たりランキング【コードギアス】 - ギアジェネ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンスターファーム2(MF2)攻略wiki|アプリ・Switch移植版 - AppMedia(アップメディア) 【ブラサジ】最強キャラTierランキング【ブラックサージナイト】 - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】鬼滅の刃コラボ情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【SPAJAM2021】第3回予選大会は「クイズ!WIKIにゃんず!」を開発したチーム「かよちゃんず」が最優秀賞! | gamebiz - SocialGameInfo 検索結果における「ナレッジパネル」の役割とは・・・ウィキメディア財団とDuckDuckGoの共同調査 - Media Innovation ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn」にて「コラボレーション部門」を受賞! - PR TIMES 【ポケモンユナイト】カメックスの評価と立ち回り【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 「ゼルダの伝説 BotW」のマラソンで23秒? 驚きの速さで完走した方法が話題(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Wikipediaが「中国人編集者の身の安全を守るため」に一部の編集者アカウントをBANに - GIGAZINE 【ドッカンバトル】3.5億ダウンロードキャンペーン最新情報 - ドッカンバトル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) BTS(防弾少年団)のV、8月のWikipedia閲覧数が韓国アーティストで1位!グループでは4ヶ月連続トップ - Kstyle 【イース6オンライン】リセマラ当たりランキング|召喚ガチャの開放条件は? - Gamerch(ゲーマチ) BacklogからNotePMへwiki情報を自動API連携する「Backlog to NotePM」をSaaStainerに掲載開始 - PR TIMES ライザのアトリエ2攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) 真女神転生3リマスター攻略Wiki|メガテン3 - AppMedia(アップメディア) ガーディアンテイルズ(ガデテル)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) タスクも文書もWikiもデータベースもまとめて管理できる「Notion」とは? - ASCII.jp ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が、見るだけ専用ユーザー『無料』の新プランを発表! - ヨコハマ経済新聞 【かのぱず】リセマラ当たりランキング【彼女お借りします】 - Gamerch(ゲーマチ) 【乃木フラ】リセマラの必要はある?【乃木坂的フラクタル】 - Gamerch(ゲーマチ) メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【パワプロ】生放送まとめ|パワフェス2021 - パワプロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ルーンファクトリー5攻略wiki|ルンファク5 - AppMedia(アップメディア) X-Legendが新作『Dragonicle:ドラゴンガーディアン』を発表。事前登録も受付開始! - 電撃オンライン 簡単操作で自分専用Wikiを構築できるMarkdownエディタ「Obsidian」のモバイル版を使ってみた - GIGAZINE 情報マネジメントツール「Huddler」がwiki機能を刷新 - PR TIMES シェアエコ配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」のアンカーアプリで、高層ビル・商業施設の入館方法などお役立ち情報をまとめた「DIAqwiki」を公開 - アットプレス(プレスリリース) 異常熱波のカナダで49.6度、いま北米で起きていること(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【アイプラ】才能開花のやり方【アイドリープライド】 - AppMedia(アップメディア) 【ツイステ】マスターシェフの攻略~辛味のふるさと~【料理イベント】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ラグナロクオリジン】リセマラは不要?おすすめ職業は?【ラグオリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【バイオミュータント】2.02アプデ|アップデート1.4情報 - バイオミュータント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ニーアレプリカントリメイク攻略wiki|ver.1.22 - AppMedia(アップメディア) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) 【ウマ娘】ゴルシウィークはいつから?キャンペーン情報まとめ - Gamerch(ゲーマチ) シーズン66 - 【超速GP】ミニ四駆 超速グランプリ攻略まとめwiki - 電撃オンライン コロプラ新作『ユージェネ』謎ゲー説…からの神ゲー説。遊んでわかった3つの高評価ポイント【ユージェネ日記#1】 - 電撃オンライン 乃木坂的フラクタル攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki)「Nerve」シードラウンドで総額約3500万円の資金調達を実施 - PR TIMES 【ウマ娘】隠しイベントの発生条件と効果まとめ - Gamerch(ゲーマチ) Nerve - 整理不要の情報共有ツール(社内Wiki) ローンチカスタマー募集開始のお知らせ - PR TIMES Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』における「農林水産省攻略wiki説」は本当なのか? - AUTOMATON スタスマ攻略Wiki【スタースマッシュ】 - Gamerch(ゲーマチ) 無料とは思えない多機能っぷりなWikiインフラ「Wiki.js」レビュー、自前でホスト&外部サービスと連携可能 - GIGAZINE Microsoft Teamsの基本と活用(24) TeamsのWikiを使う - マイナビニュース 「エイリアンのたまご」,自動周回機能と公式wikiが登場 - 4Gamer.net 【リゼロス】Re ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories攻略まとめwiki - 電撃オンライン ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES ニジレンジャー育成はどの色がおすすめ? - 【ディスガイアRPG】魔界戦記ディスガイアRPG攻略まとめwiki - 電撃オンライン Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト]
https://w.atwiki.jp/201092090/pages/14.html
ハルヒ小説
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/101.html
《霧雨 魔理沙》 No.030 Character <第一弾> GRAZE(3)/NODE(5)/COST(2) 種族:人間 速攻 先制 マナチャージ(1) 攻撃力(4)/耐久力(2) 「どんな時だって一番乗りだ」 (PR.016:「私は魔法使いの魔理沙。悪の神様を懲らしめる麓のヒーロー」) Illustration:tes(PR.016:羽瀬ななせ) コメント 白黒の普通の魔法使い。でも種族に魔法使いは入っていない。 起動効果や自動効果を持たないが強力な戦術を3つ有する。 特に先制を持つ点が特徴的で、このカードより低いコストでこの戦術を持つカードは非常に少ない。 この戦術を有している為、耐久力が4以下である軽量キャラクターはこのカードに一方的に止められてしまう。しかも速攻によりアクティブ状態で出てくるので、非常に優秀なブロッカーとして機能する。 しかも貴重なマナチャージ持ちキャラクターでもあり、速攻とのシナジーにより出たターンからノードを増やす事が出来る為効率的。 スリープになってしまうためブロックとマナチャージの択一になるが、逆に言えばその場の状況によってどちらかを選択出来るという事でもある。 マナチャージを主軸にしたコントロールデッキだけに留まらず、多くのデッキで効果的に運用する事が出来得るスペックを持った優秀なキャラクターと言えるだろう。 エラッタにより、戦闘力が(5)/(3)→(4)/(2)となった。 以前イエローサブマリンの再販ロット購入特典としてプロモーションカード版が配られた。しかし、その優秀さのためか場所によっては早い時期に配布終了になると言う人気を見せた。 収録 第一弾 Based Starter(PR.016) スターターデッキ星(PR.016) プロモーションカード 関連 「霧雨 魔理沙」 霧雨 魔理沙/1弾 符ノ壱“霧雨 魔理沙”/3弾 符ノ弐“霧雨 魔理沙”/3弾 霧雨 魔理沙/5弾 霧雨 魔理沙/9弾 霧雨 魔理沙/13弾 霧雨 魔理沙/20弾 霧雨 魔理沙/PR 場で「霧雨 魔理沙」として扱われるカード 禁呪の詠唱チーム(連結) 知略の幻術チーム(連結) 友邦の科学チーム(連結) 漆黒の怨霊チーム(連結) 伝統の墨守チーム(連結) 幻術(変身状態) 術者が「霧雨 魔理沙」であるスペルカード 恋符「マスタースパーク」 星符「ドラゴンメテオ」 魔符「ミルキーウェイ」 黒魔「イベントホライズン」 光撃「シュート・ザ・ムーン」 恋心「ダブルスパーク」 魔空「アステロイドベルト」 星符「ポラリスユニーク」 魔砲「ファイナルマスタースパーク」 魔砲「ファイナルスパーク」 彗星「ブレイジングスター」 星符「エスケープベロシティ」 「サングレイザー」 魔十字「グランドクロス」 星符「オールトクラウド」 「ブレイジングスター」 「霧雨 魔理沙」を参照するカード メイガスナイト
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/702.html
《霧雨 魔理沙》 No.030 Character <第一弾> GRAZE(3)/NODE(5)/COST(2) 種族:人間 速攻 先制 マナチャージ(1) 攻撃力(4)/耐久力(2) 「どんな時だって一番乗りだ」 (PR.016:「私は魔法使いの魔理沙。悪の神様を懲らしめる麓のヒーロー」) Illustration:tes(PR.016:羽瀬ななせ) コメント 白黒の普通の魔法使い。でも種族に魔法使いは入っていない。 効果を持たないが強力な戦術を3つ有する。 特に先制を持つ点が特徴的で、このカードより低いコストでこの戦術を持つカードは非常に少ない。 この戦術を有している為、耐久力が4以下である軽量キャラクターはこのカードに一方的に止められてしまう。しかも速攻によりアクティブ状態で出てくるので、非常に優秀なブロッカーとして機能する。 しかも貴重なマナチャージ持ちキャラクターでもあり、速攻とのシナジーにより出たターンからノードを増やす事が出来る為効率的。 スリープになってしまうためブロックとマナチャージの択一になるが、逆に言えばその場の状況によってどちらかを選択出来るという事でもある。 マナチャージを主軸にしたコントロールデッキだけに留まらず、多くのデッキで効果的に運用する事が出来得るスペックを持った優秀なキャラクターと言えるだろう。 エラッタにより、戦闘力が(5)/(3)→(4)/(2)となった。 以前イエローサブマリンの再販ロット購入特典としてプロモーションカード版が配られた。しかし、その優秀さのためか場所によっては早い時期に配布終了になると言う人気を見せた。 関連 第一弾 Based Starter(PR.016) スターターデッキ星(PR.016) プロモーションカード 霧雨 魔理沙/5弾 霧雨 魔理沙/9弾 霧雨 魔理沙/13弾 霧雨 魔理沙(幻術の変身後) 符ノ壱“霧雨 魔理沙” 符ノ弐“霧雨 魔理沙” 禁呪の詠唱チーム 知略の幻術チーム 友邦の科学チーム 漆黒の怨霊チーム 伝統の墨守チーム 恋符『マスタースパーク』 星符『ドラゴンメテオ』 魔符『ミルキーウェイ』 黒魔『イベントホライズン』 光撃『シュート・ザ・ムーン』 恋心『ダブルスパーク』 魔空『アステロイドベルト』 星符『ポラリスユニーク』 魔砲『ファイナルマスタースパーク』 魔砲『ファイナルスパーク』 彗星『ブレイジングスター』 星符『エスケープベロシティ』 ※「霧雨 魔理沙」を参照するカード メイガスナイト